家を売るときにかかる「諸費用」と「税金」のハナシを分かりやすく
こんにちは。福井市近郊で不動産相談を承っております、
SARABASE.estate(サラベース)の女性宅建士、川崎です。
「離婚や住み替えのために、今の家を売りたいけれど……」と考えたとき、多くの方が最初に気になるのは「私の家、いくらで売れるんだろう?」ということですよね。
でも、不動産の売却でとっても大切なナンバーワンの盲点があるんです。それは、「家を売るときには、売る側にもお金(諸費用や税金)がかかる」ということ。
「3,000万円で売れたから、まるまる3,000万円が手元に残る!」と思っていると、後から思わぬ出費に慌ててしまうかもしれません。
今回は、売却後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、家を売るときに必要となる「諸費用」と「税金」のリアルな中身を、分かりやすく噛み砕いてお話しします!
家を売るときにかかる「4つの諸費用」
まずは、手続きを進める中で発生する主な費用(コスト)です。
1. 仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
- どんなお金?:私たち不動産会社が、買い手を探して契約を成立させたときにお支払いいただく「成功報酬」です。
- 金額の目安:
800万円以下の物件 条件を満たす場合、仲介手数料は最大33万円(税込)です。
800万円を超える物件 売買価格 × 3% + 6万円 + 消費税が上限です。
売却費用の中で一番大きな割合を占めるものです。仲介手数料には法律で定められた上限があります。
2. 登記費用(とうきひよう)
- どんなお金?:住宅ローンを借りて家を買った場合、その家には銀行の「抵当権(ていとうけん)」という担保がついています。家を売るためには、この担保を外す手続き(抵当権抹消登記)が必要になります。
- 金額の目安:司法書士さんへの報酬も含めて、だいたい1万円〜3万円前後です。
3. 契約書の印紙代(いんしだい)
- どんなお金?:売買契約書に貼り付ける「収入印紙」の代金です。売却金額によって変わりますが、一般的な住宅売買であれば数千円〜1万円程度(軽減税率適用時)になります。
4. その他(必要に応じてかかる費用)
家の中を空っぽにするための「残置物(家具・家電など)の処分費用」や、敷地の境界が曖昧な場合に発生する「測量費用」などが、物件の状況によってかかる場合があります。
家を売るときにかかる「税金」って?
次に税金のお話です。実は、家を売って得たお金には「税金がかかるケース」と「かからないケース」があります。
「利益」が出たときだけかかる:譲渡所得税
- 家を売った金額から、その家を買ったときの金額と、売るためにかかった諸費用を引き算します。その結果、プラス(利益)が出た場合にのみ、その利益に対して所得税や住民税がかかります。
- 逆に、買ったときより安い価格でしか売れず、マイナス(損失)になった場合は、この税金は1円もかかりません。
知っておきたい!「3,000万円の特別控除」
- 「マイホームを売って利益が出ちゃった…高い税金を払わなきゃいけないの?」と不安になりますよね。でも安心してください。自分が住んでいた家(マイホーム)を売る場合、利益から最大3,000万円までを差し引いてくれる税金の特例があります。
- 福井市近郊の一般的なマイホーム売却であれば、この特例を利用することで、譲渡所得税が実質ゼロ(非課税)になるケースがほとんどです。
まとめ:大切なのは「手元にいくら残るか(手取り額)」
家を売るための手続きには色々な名前のお金が登場しますが、あなたが一番に把握しておくべきなのは、「すべての費用を差し引いた後、最終的に自分の手元にいくら残るのか」という数字です。
特に、離婚に伴う売却などの場合は、手元に残ったお金をどう分けるか、あるいは住宅ローンを本当に完済できるかどうかが、その後の新しい人生の設計図に直結します。
「私の家の場合、諸費用はトータルでいくらくらい?」「ローンが残っているけれど、売却費用で相殺できる?」
そんな不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一人で抱え込まずにサラベースにご相談ください。
物件の査定価格を出すだけでなく、税金や諸費用をあらかじめ差し引いた「リアルな手取り額」をしっかりと算出し、あなたが次のステップへ安心して進めるよう、分かりやすく丁寧に伴走いたします。
